介護保険が使える老人ホームの種類と申込方法

介護保険を払っているのだから「介護保険が使える老人ホームに入りたい」と思うは当然のことです。ですが、介護保険が使える老人ホームにはどんな種類があるのは、なかなかわかりにくいものですよね?

ここでは、介護保険が使える老人ホームについてわかりやすく說明したいと思います。

 

介護保険が使える老人ホームは3種類

老人ホームと一口にいっても、すべてに介護保険が適用されるわけではありません。
現在のところ、介護保険が使える老人ホームは3種類あります。

 

介護保険が使える老人ホームの種類

  • 特養と呼ばれる介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)
  • 老健と呼ばれる老人介護保健施設
  • 療養型・療養病床と呼ばれる介護療養型医療施設

 

まずは、介護保険が使える老人ホームの特長を知っておきましょう。

このページの最後で、申込方法もご紹介するので参考にしてくださいね。

 

特別養護老人ホーム “特養”

特別養護老人ホーム、通称「特養」は、全国的にたくさん設置されているものの、料金が非常に安いことから利用を希望する人が後を絶ちません。一般的に「老人ホームの待機待ちで・・・」と言われているのは、この特養のことです。

 

特養の入居の優先順位は?

入居は、介護の度合いや認知症の程度の他、家庭環境などによって優先順位が決められており、申し込んだ順番ではありません。家族の虐待の疑いなどがあれば例外となりますが、場合によっては数年間も待機状態が続くことがあります。また、2015年以降は、入所の条件が、これまで要介護1以上というのが、要介護3以上に引き上げられています。

 

特養のサービスや費用の特長は?

特養の施設内では24時間サポートが受けられ、アットホームな雰囲気があることが特徴です。ほとんどの施設で医師は常駐していませんが、嘱託医が往診してくれます。そのため、24時間点滴やがんのケアなど、高度な医療ケアが必要な人には適していないといえるでしょう。入所中に、3か月以上入院する場合には、ベッドを有効活用させる目的から退所する必要があります。

入所にかかる費用は、介護度によっても異なりますし、個室であれば高くなります。また、所得の低い人のために負担限度額が設けられています。

 

老人介護保健施設

老健は、日常生活のサポートを受けつつ、リハビリをして自宅に戻ることを目的にした老人ホームです。
入居者100人あたり1名以上の医師が常勤し、看護師は夜間にも常駐します。ただし、施設によっては電話で看護師を呼び出すところや、併設の病院のある施設では医師が常勤していないところもあります。

 

老健の費用やサービスの特長は?

老健では、施設利用料に薬代を含めた医療費が含まれていることから、高額な場合は断られることもあります。
また、自宅に戻ることを目的にているため、入所期間は短くて3か月、長くて6か月というのが目安です。

 

特養と比較したメリット

特養と比較すると医療サービスが充実していることから、その分、費用は高くなりますが、利用者によっても異なります。
例えば、リハビリをたくさん取り入れた場合には、1回ごとに料金が加算されていき、費用が高くなっていきます。

 

介護療養型医療施設

療養型は、病状が安定しているものの、自宅での介護が困難な高齢者が多く入院している老人ホームです。
そのため、社会的入院などといって、家庭の事情から病院での生活を余儀なくされている人が多いことが危惧されています。

 

療養型は廃止の方向に・・・

国は、この現状を受けて、2017年までに療養型を廃止して老人保健施設など他の老人ホームに代えていくことを計画していましたが、あまり進まなかったというのが実情です。

 

介護保険が使える老人ホームの種類の説明は以上です。

では、次に、介護保険が使える老人ホームの申込み方法をご説明します。

 

入居の申し込みはどうしたらいい?

特養、老健、療養型の3つの老人ホームには、介護保険が適用されるので、入居を希望する場合は、担当のケアマネージャーにその旨伝え、手続きを進めてもらいましょう。

 

担当のケアマネージャーがいない場合には?

介護保険を利用したことがない方は、管轄の役場の介護保険課や地域包括支援センターに申し出、まずは介護保険の認定を受けることから始めましょう。
認定されると、ケアマネージャーがその人に合ったケアプランを作成してサポートしてくれます。

老人ホームへの入居は、まずは、条件をクリアしているか確認することが大切です。
また、費用負担軽減制度があったり、申請するのに期限があったりと、慣れない場合は少々難しく感じることもあるので、十分注意して手続きを進めていきましょう。

 

一般的な有料老人ホームとの違いは?

介護保険が適用されない老人ホームは、民間企業などによって運営されています。

両者の違いは主に3つあり、介護保険が適用される老人ホームでは、
入居の際に一時金が必要ない、所得に応じて負担が軽減される、全国で料金にほとんど差がないといったことが挙げられます。

 

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